今月から借り始めた畑へほうれん草を種蒔きしました。ほうれん草は寒さに強いとはいえ、ここ群馬での11月はなかなか寒いです。そこで、今回は種蒔き後に畝へ不織布をべたがけしました。防寒対策といえば、トンネルを思い浮かべる方も多いかと思いますが(私はそうでした)、ほうれん草や小松菜などの葉物系は直接、不織布をかける「べたがけ」という防寒対策でも大丈夫みたいです。本格的な防寒対策は初めての試みなのでうまくいくといいんですが、、。実際に不織布をべたがけしてみましたが、確かに不織布はかなり軽く、葉物が成長してきてもそのまま不織布が浮いてくるイメージができました。また、無農薬栽培で行っているので、同時に防虫効果もありそうなので一石二鳥かもしれません。
実験的にあえて防寒対策無のほうれん草の畝も作りました。これで、群馬県の冬の寒さに耐えられるのであれば、経費削減的にも防寒対策無でいきたいところです。因みに周辺の農家の方の話を聞くと、防寒対策は必要と仰っていたので恐らく、厳しい結果になりそうです。
ちなみに今回パオパオという不織布(50m×150cm)をネットで購入しましたが、約5,000円程掛かってしまいました。小さい農業で行っているので小さな経費も抑えていきたいところです。「良い野菜を低コストで作る」これが、未経験から始めた農家の道だと思いました。農業を始めてまだ9ヶ月ですが、コツコツと毎日経験を積むことはできていると実感しております。
特に無農薬栽培かつ除草剤不使用での挑戦ですので、体力もいりますが、野菜で頂いたお金を農機具の資金に充てることができているので、作付け面積をもう少し広げることもできるかもしれません。ただ、この先1.2年先に関しては今ある2反(600坪)の畑で栽培していこうと思います。やはり、今の面積でもより野菜の収量を上げることはまだまだ可能なので、まずはそこに集中していきます。また、その後さらに広げるということであれば、いよいよトラクターの購入も検討しなければなりません。面積手には16馬力くらいで足りるかと思いますので新品で150万円くらいと非常に高価です。それも、野菜で得た利益を資金にしていく予定です。