本日は雨の為、久しぶりのお休みとなりました。恐らく、1カ月ぶりかもしれません。普段はオーガニック農家で雇用して頂き週5日程勤務しています。余った週2日は自分の畑で耕耘や除草(草刈り)、種蒔きと休んでいる暇はありません。収穫に関しては出勤前後でほぼ毎日行っております。家族にも手伝っていただいているので非常に助かってます。
このようにいうと、農業きついと思われるかもしれません。確かに体力的にはかなりきつい方だと思います(前職が金融事務だったのもありますが)。しかし、私は農作業が好きなのでまさに天職だと感じています。正直、年収も前職の三分の一程になりましたが、日々充実しております。他業種から農業に興味ある方はまずは家庭菜園や兼業農家からスタートしてみてはいかがでしょうか。しっかりとした計画がない場合は絶対に初期投資は小さくした方がいいと思います。(トラクター購入やハウス設置などは数年後でもいいのでは)。実際、私は現在2反(600坪)程で営農しておりますが、管理機で十分ですよ!(^^)!
テーマと話がそれてしまいました。では本題の11月に播種できるライ麦について記述していこうと思います。冬に入ると収穫がメインになっていき、種蒔きできるのは露地栽培ですと限定されてきますよね。私は露地栽培のみで行っております。畑の空いている箇所へ一部、ほうれん草など播種していますが防寒対策が大変なので(コストもかかりますし)なるべく来春の為の土作りの準備をしているところです。そこで今回は畑の端っこの方へ試験的に緑肥であるライ麦を播種してきました。ライ麦は越冬できる11月に種まきできる緑肥です。
ライ麦の緑肥効果としては①アブラナ科で発生する根こぶ病菌の抑制②団粒化の促進などが挙げられます。この場合はある程度の大きさで刈り取りして、管理機なので鋤きこむ必要があります。
またライ麦は敷き藁としても利用することができます。11月に播種すると4月頃に刈り取りすることができます。刈り取った草を乾燥させることで敷き藁になります。敷き藁は購入することもできますが、結構高価です。種から栽培すれば数百円程度で結構な量の敷き藁を作ることができます。私は敷き藁として利用する予定です。例えば、夏野菜のキュウリの周りに敷き藁マルチをしてあげるなどです。※敷き藁をすることで除草効果・保湿効果などメリットが多いです。これでなるべく黒マルチ(ビニールゴミ)の使用を減らしていきたいです。