2月にできる種まき 春菊の育苗のコツ ビニールハウス無・加温無

【この記事はこんな方におススメ】
・ビニールハウスや育苗が環境ない方
・農閑期(1月・2月)にできること知りたい方
・家庭菜園初心者の方

こんにちは!(^^)!

ちょび田舎です。本日は農閑期(2月)ということもあり、春菊の種まきをしてきました。春菊は非常に人気な野菜でお客様からよく注文が入ります。

今回はちょび田舎が実践しているリアルな種まき方法(育苗)についてお伝えしたいと思います。

春菊の種まきは2月が良い!!

春菊の種蒔きは2月がおススメです。理由は大きく2つです。

1つ目は2月に種まき(育苗)をすることで、端境期(作物が少ない時期)に収穫することができるからです。春菊は、摘み取りながら収穫するので早い時期から長期間楽しむことができます。

2つ目は種がいっぱい入っているからです。春菊は最終的に株間を20㎝程にするのですが、種の量が他の野菜と比較し、異常に入ってます。家庭菜園の方は絶対に余ります。

その為、2月の寒い時期に挑戦して失敗したとしても蒔きなおせば済む話だからです。

春菊の栽培スケジュール(2月まき)

今回はビニールハウス無・加温無ということもあり、2月からの種まきを推奨しております。

2月から春菊を育苗しておくことで、4月頃から収穫開始することができます。

また、早めに育苗し植え付けることで雑草対策も通常の栽培と比較して楽になります。

用意するもの

①種
②セルトレイ
③育苗箱
④大き目の容器 
⑤ジョウロ
⑥種まき倍土
⑦トンネル用ビニールOR衣装ケース

春菊の種まき手順

今回はセルトレイに種まきする方法をご紹介いたします。

容器に種まき倍土を入れる

容器はなるべく大き目でプラスチック製のものが良いかと思います。

水を入れてかき混ぜる

この工程が非常に重要です。水やりももちろん、後で行いますが、事前に倍土に水分を含ませます。

これをするだけで発芽率は向上します。

倍土が握って少し固まるくらい水分をあげます。入れすぎもNGなので少しずつ水をあげましょう。

種まき倍土袋の後ろの注意書きでも記載されている事項ですが、初心者の方は忘れがちなので要注意。

倍土をセルトレイへ

水分を含ませた倍土をセルトレイに詰めていきます。

手や板で平に均していきます。倍土はふんわりと入れます。手でギュウギュウにすると種が入らなくなります。

指で種まき穴を

種まきし易いように指で穴をあけます。

1㎝前後であけましょう。多少の誤差は全く問題ありません。
※浅すぎると水やりで種が流れる為注意

種を1粒ずつ落とす

セルトレイ1穴に1粒ずつ種を落としていきます。

春菊の種は蒔きずらいので、大体1粒でOK。スピーディーにいきましょう。

倍土を足して覆土

水分を含ませた倍土で覆土していきます。

これも手や板などで平に均していきます。

その後、手のひらで軽く鎮圧致します。

ビニールトンネルで管理

2月はまだ寒い為、ビニールトンネルにて保管します。

もしビニールトンネルが難しい場合は衣装ケースを利用した育苗も可能です。

陽当たりの良い室内で衣装ケースの中にて保温させる方法です。

夜間は発泡スチロール等の中に入れて毛布をかけてあげて地温を下げないようにしましょう。

追記

改良しました!(^^)!

以前は地面に直置きしておりましたが、コンテナを入れ換気しやすいようにしました。

これで潅水(水やり)もやりやすくなりました。

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